税理士は「忙しい」というイメージが当たり前?<No.2>

タスク管理

税理士は忙しいというイメージを払拭できないか。いつも頭の片隅に置いていることです。

自分の活動も振り返りながら、忙しくならないように意識しています。

京都祇園の、とある会場で

税理士は「忙しい」もの?

先日、交流会に参加してきました。写真のものは、交流会会場のものです。

会場に早めに言ったら一番乗りでした。

個人的には余裕を持って早めに来たのですが、同じ交流会に参加した方から

「暇なん?税理士って忙しいやろ(関西弁)」

と言われました。

税理士というと「忙しい人」というイメージがつきまといます。

「忙しい」というと、良いイメージもあります。仕事が多いイメージ、売上が上がっている、人気があるなど。

それが充実した状態だと思うなら、それでも良いのかもしれません。

私の場合は、「忙しい」という状態を作りたくないと思っています。

そもそも税理士が「忙しい」という状態がスタンダードであることに疑問があるからです。

税理士業は顧問契約して、長期で継続しながらお客様の税務サポートをしていく仕事です。

その顧問先が多ければ多いほど、サポートの回数や時間が増えます。

顧問先が多いことは、仕事が多いことと結びつきやすいので、ポジティブなイメージで取ることもできるでしょう?

しかし、それが本当に望んでいる状態でなければどうか?

顧問先が増えれば増えるほど、売上も上がり、安定しますが、自分の望む働き方や、心の状態が目標に向かっていないなら、いくら増やし続けても意味がないでしょう。

『7つの習慣』の「第2領域」を満たしているか?

目標にするとき、意識しているのは、『7つの習慣』という本に書いてある「第2領域」というものです。

「第2領域」は「緊急ではないけど重要な項目」のことを言います。

この第2領域は、人生において、仕事とプライベートの両方において、将来やってみたいと思っているタスクが入ってきます。

  • 国内、海外旅行
  • 読書や映画
  • 運動やスポーツ
  • 家族との時間
  • 睡眠を十分に取る

など、重要だと思いながら、後回しにしているものです。

一方で、「緊急かつ重要な項目」は「第1領域」。仕事などのタスクなどがこれに当てはまります。

この第1領域だけで、時間が埋まらないように、人生の最優先事項を見直しています。

出来るだけ第2領域が実現出来るように、時間と計画を立てて行きたいですからね。
仕事だけに追われないようにしたいところです。

そう考えると、時間に余裕があった方が、緊急でないけれど、将来にはやっておきたいことに着手することができるわけです。

逆に、時間一杯一杯に働いていると、売上はあっても自転車操業に近いです。

それに陥らないように、前もって時間の活用方法は自分でコントロールできなければいけません。

本当に大切なことに時間を使う

仕事も含め、本当に大切はことは、一人一人違います。

価値観の違いから、時間を何に使うかも、様々です。

私は独立してからは、自分の本当に大事にしたいことに時間を使うことが減っていきました。

それにより、対策をしようと意識していた部分はあります。

ただ、それ以上に、かけがえのない時間というものについて、独立してから考える出来事に直面せざるを得なくなったのが大きいです。

元々は、仕事を増やして、利益を上げることを考えていましたが、不思議なことに、思いもよらぬ出来事があり、考え方が変わりました。

これも価値観の変化です。しかし、その変化が、人の行動に変化をもたらします。

ブログを再開したのも、かけがえのない時間を大切にしたかったからです。これは、必ずしもブログをしている人が大切にしている価値観とは限りません。あくまで、私の価値観だからです。

少なくとも、税理士が「忙しい」というイメージを、価値観にしたくない。税理士としては、一般的ではないかもしれませんが、私はそれでいいと思っています。

逆に、それぞれ私に関わっていただいている方の価値観も大切にしたい。その気持ちを持っておきたいところですね。

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